第8回
バラのお茶会

Rose-Feast 2009



ガーデナーの愉しみ
一番花が終わろうとしています。
間もなく開く2番花の為、風通しの為にも少し切り揃えます。
まだまだ多くのバラが咲いており、花器を総動員してバラを投げ入れます。













〜パバロバ〜
フランスらしいフランス菓子でムラング・シャンティーと言う菓子があります。
カリカリに乾燥焼きしたムラングとシャンティークリームが口の中で違う食感を生み出します。
この菓子を大きなグランガトーに仕立てた南半球のパバロバ
幼かった娘がNZから持ち帰ったレシピ。
切り割分ける際の音はとても軽やか。
さて本日のクリームはアレンジして・・・。


午後からのの愉しみ
ティーパーティー・フード

伝統のサンドや、近年復活したフェアリーケーキ等
フィンガー・フードとして愉しんで頂きました。

少しずつですが、工夫を加えました。

フレッシュフルーツを更に美味しくする方法。
香りを封じ込め、更にリカールを加えます。
頂く寸前に良く冷やして置いたココナッツリキュール入りのミルク。
フルーツ・リカール・ココナッツミルク
相性モノです。



元は子供向けのオヤツ
少しアレンジしてリッチな味にしました。
フェアリーケーキやキャラメルのタルト、ナッツのタルトなど



薔薇のお茶会

アフタヌーン・ティー
二日間の小さな催しが終わりました。
少しずつ規模を小さくしながらも今回が8回目の実施でした。
皆様に感謝致します。
また来年も開けますよう努めたいと思います。

2週間もすると夏の花がいよいよ盛りを迎えます。
今年は”赤と白とピンク”がテラスの色です。
既に淡いピンクの睡蓮は何度目かの蕾を上げています。
色々な種類のゼラニュームは、
少しずつ変化のあるピンクを見せ始めました。











2008年クリスマスパーティー

Merry Christmas
生徒様に限定させて頂き、開催致しました。
少しずつ画像をアップさせて頂きます。


完熟ゴルゴンゾーラとその対極の、出来立ての生温かなリコッタチーズ
フルーツの他、手作りクランベリーコンフィチュールを合わせ愉しんで頂きました。




フィッシュパイ
出来立てのパイの醍醐味。

"パリッ"・・・ナイフが入り。
湯気が立ち昇る、切り分けのこの瞬間。
この料理の見せ場。
フェンネルの香りが食欲を刺激します。
レモンやライムを絞って。





伝統のクリスマスプディング
仕込みに大層時間の掛かるデザートです。
我が家には既に1年を経過し、素晴らしい色と香りに
熟成したものも大切に保管しております。






Noel


安納芋のタルト
種子島産の美味しいポテトをタルトに仕立てました。
徳島の鳴門金時とは全く異なる資質のサツマイモです。
緻密な鳴門に対してこちらは、ふっくらと口ほぐれの心地よい食感。
冷めた後の違いがタルトには向いているようです。


温かい料理以外はテーブルにセッティングしておきます。
デザートが3種と温かいお料理が2種とフロマージュ。
飲み物はワインと紅茶。




第7回
バラのお茶会

Rose-Feast 2008

薔薇色の時間
フード&スイーツ

薔薇色
6年続いた催しも今年から小さなパーティーにさせて頂きました。
以前のように一週間はもう体力的にも難しい気が致します。
ご迷惑をお掛けせぬように今年は1Day&Private only


主テーブルのサイドには
ピエールド・ロンサールもどきの薔薇の彫り物を飾っておきました。
お越し頂いたゲストをお迎えします。
これが・・・本日のサプライズ。



パーティーも終盤、デザートの最後。
サイドテーブルに飾っていたスイカの彫り物を主テーブルに移動。
同時に、大きなサービングフォークを取り出しますと・・・一瞬、静まりました。
『エッ、もったいない』 『切ってしまうのですか?』


間髪入れずにバラにフォークを差込ます。
本日のサプライズ
中には既にリキュール漬けの甘いフルーツを色々仕込んでおきました。
サァ召し上がれ!


アミューズと前菜をブッフェでお出ししました。
メインディッシュは鹿児島ポークのロースト 季節の山椒をたっぷり添えて。
デザートは手作りストロベリーパイの他に3種類、少しサプライズを仕掛けておきました。




Surprise?
お越し頂いたゲストが一同に『もったいない』と。
・・・瞬間の沈黙が、その後、美味しい驚きに変わりました。
ふふふ、してやったり!

美味しいサプライズはお越し頂いた方、だけに。

前菜の一つとして
初夏のフェーブを愉しむ

生ハムとメロン
メロンの中心にはレッドオニオンのスライスとケッパーベリー


前日に摘み送ってもらった実家の山椒。
完全無農薬、無肥料、無手入れ?
コレデモカッて山のようにトッピングしました。
やはりこの季節だけって、美味しいですね。


今回のお茶会でお出ししたデゼール3種の内の2ツ目です。
パイナップルミントとストロベリーの香りを味わって頂きました。
これを引き立てるために手作りのフレッシュチーズと
ラズベリーとマンゴーのクーリ。
甘みは濃厚ミルク味。

今年も大変天候に恵まれ、少し汗ばむ程の陽気の内に終了致しました。


ではまた、来年





夕日が西に傾く頃、
バラはオレンジの光りで縁取られます。
お越し頂けた方には一番の季節。
折角ですからテラスでお茶と
出来たての温かなお菓子を愉しんで頂きました。



トリュフと破竹の取り合わせも中々のお味でした。
酸味の補完に少しホワイトバルサミコを加えました。
また、5年モノのチェリーのマリネは適度な歯応えが加わり、
こちらはビィンテージテイスト。





2007年クリスマスパーティー

Buon Natale!
イタリアのクリスマス!と題して
2年振りのクリスマスパーティーの開催です。

Buon Natale・・・愉しいクリスマス























2007年12月1日(土)・12月2日(日)


先月、エミリアロマーニャ、ピエモンテ、トスカーナ地方を回り、
色々なモノを持ち帰りました。
その中からイタリアの珍しい食べ物、ワイン、愉しい食べ方また、
イタリアらしいクリスマスの過ごし方を今回は、
皆様にご披露させて頂きました。。




メールでご連絡下さい。



第6回
バラのお茶会

Rose-Feast 2007

ブリティッシュ・シノワズリ
英国の中の中国趣味


4月に中国 武夷山から求めて参りました
ラプサンスーチョンと正山少種の違い等を中心に、
イギリスで始めて製茶された珍しい紅茶等もお愉しみ頂きますと共に
手づくりのコンフィチュールを用いたアフタヌーンテイーを愉しんで頂きます


バラのお茶会のテーブル
今年はアフタヌーンティー
軽いフィンガーフードに焼きたてのスコーン、
農家から送って頂いたサマーオレンジを香り高いコンフィチュールに仕上げ。
幾つかのスイーツと様々な紅茶を愉しんで頂きました。
テーブルセンターには色とりどりのバラを『積み上げ ?』ました!


開催場所:豊中市自宅

今回はアフタヌーンティースタイルでの実施です。

受付は締め切らせて頂きました。

〜今年のバラのお茶会の決定が大変遅くなりました〜
天候に左右されます事と更にHPの更新ができず、今回の実施案内になりました。
けれど、今年のバラの状態は現在 大変例年に無く良く。
すばらしい花付の状態です。


2007年新年ホームパーティー
A luncheon party of the New Year of 2007 my home

shingen-Bentou


お正月 お昼のお弁当

2007年お正月
外国のお客様を招きました
何を作って差し上げましょうか?
日本の文化の一つをアレンジして
信玄弁当
New-Yearスタイル!
食膳酒・伊勢 濁り酒
食中酒・イタリア プーリア産赤ワイン
デザート酒・10年熟成古美琳
蓋を開ければまず、杯があります。
この下には、海の幸を中心に年末に求めた
生のコルニション胡瓜を、味噌に漬けて置きました。
お料理を三段に盛り込みました。
中段は山の幸、畑の幸などカラフルに。
モツァレラも醤油と山葵で頂きます。
下段は少し火を入れた海の幸です。
温かいご飯をこれに加え、お丼にします。
焼き帆立むしり、湯引きサーモン
蟹、イクラと柑橘で甘さと酸味を添えました。
後は山葵とお醤油で出来上がり!
デザートにはフレッシュチーズケーキ
ネットリと味わいの濃いマンゴー味の生チーズケーキ
負けない旨さの煎茶で味を切ります。
更に2年の月日が味を深めた
フルーツプディングをブランディーと共に
じっくり味わって頂きました。
マーク&スペンサーの紅茶を中心に
すっかり外が暗くなりキャンドルの光の中
この一年を振り返り
これからの一年の夢を語りました。




2006年クリスマスホームパーティー

A party of event Christmas Eve of my home

小さな催し
お友達を招き、クリスマスイブの午後 小さな催しを開きました。
前菜T
ハートにカットした紅芯大根の下にはパッションフルーツと
チェリーのコンフィズリーで味付けした生チーズ。
ウズラのピータンと少しお野菜。
彩りはザクロとラディッシュ。
発泡酒でネットリとしたチーズの味を流します。

前菜U
スモークサーモンのイタリア風
ライムとイタリアで求めたフレッシュジュースの様なEXオリーブオイル
更に10年もののバルサミコ酢で。
フヌイユとキャロットラペをガルニチュールに。

温かいお料理はまず、ロールキャベツを
この前日、近くの市場でサボイキャベツが売られていました。
直ぐにロールキャベツを思いつき、トマトにしようか?またまたクリームスタイルか、と?
イエイエ、ビーツで色を際立たせて、仔牛のフォンで味付けしました。


温かいお料理 メインディッシュ 健康豚のナッツロースト
近くのプロ用食材店APで求めた銘柄ポーク 『健康豚』…中々の素材です。
マイクロチェリートマトを飾りに添えて。



香りも柔らかさも申し分なく、何より歩留まり!
手を加える事無く、脂も筋も気にならず全くそのまま使用できました。
後はローストの技術、その火加減が全て。
ジューシーに仕上げればもう、それだけで充分。
たっぷりのお葱を始め、野菜を添えました。


冷たいデザートに続きグランガトー
お決まりのノエル
仏サバトン社のマロンクリームでコーティングし花火のキャンドルでオメカシです。

久しぶりに家族が揃いました。
そしてそれぞれのお友達を迎えたひと時。
色々な国の言葉が交錯した束の間。

何をお出ししようか、どのような趣向で愉しんで頂こうか。
この事を考える時から、愉しいおもてなしの始まり。

また次の機会にもお越し下さいE様ご夫妻、Mマドモアゼル、Mr.Don
そして、愉しんで頂けましたか?


第5回
バラのお茶会

Rose‐Feast 2006

美食の地 リヨン、フランス風バラのお茶会

リヨンにボキューズを訪ねて
1970年代は華のある年でした

大統領の為のお菓子 "ガトー・プレジダント"
ポール・ボキューズがエリゼ宮で勲章を頂いた時のコースの最後の締めです。
以来30年もの長きに渡り三ツ星を保ち続けたレストランです。
その心がけの一つに"メニューは朝 起きて決める"があります。
朝、市場に行き、素材を見て、決める、と言う事です。

2006年バラのお茶会は終了致しました。
ウェルカムドリンクのローズティーをテラスで召し上がって頂き、
続いてキールロワイヤルの食前酒。フランス好みの前菜の盛り合わせと、
ローズサーモンとバラの棘のような殻を持つ手長海老の軽いフリカッセ。
メインディッシュは豚のボウコウ包みを模して、和牛のパン包みトリュフ風味(ビーフの卵)。
冷たいデザートはオレンジとグラナデンシロップのソースを掛けたアイスクリーム。
グランガトーがガトー・プレジダント。更にフールセックとして色々なクッキーと、
リヨンから持ち帰った銘菓を幾つか、お召し上がり頂きました。
その大半を良いお天気にも恵まれ、テラスでバラの香りに包まれ、無事 終了致しました。
まだまだバラの季節は続きます。






2005年クリスマスパーティー

How to make and a way of enjoying Christmas Paty
ホームパーティーの作り方・愉しみ方と題して

2005 クリスマス



2005年バラのお茶会



アリスの世界 お茶・お菓子・お料理を愉しむ

2005年5月


この物語はイギリス、オックスフォードの数学者が著したお話し。
この非日常的で魅力的で不可解な物語は、学者の研究心を刺激するのか随分、
探究書があるようです。
今回の催しは、フランス『アルザスのジャムの妖精』
時の人”クリスティーヌ・フェルベール”さんが著した近著。
”Les Adventures D’Alice au Pays Des Merveilles”を元に、
Tea Salon a Primrose風にアレンジ致しまいた。
内容はコンフィチュールに留まらず、お料理も含まれております。


準備が整いました、ゲストをお迎えします

少し暗くトーンダウンした玄関から廊下はアリスを兎の穴へと誘います。
ラベンダーの香りでお迎えし、途中ユリの香りが鼻をくすぐる、香りの廊下を抜けます。

たどり着いたのは・・・。



一通りお料理等をご覧頂いてからテラスに案内致します。


テラスで先ず香りのシャワーを浴びて頂きます。
明るい日差しの逆光は、まさに爽やか。


ベランダに腰を掛けて一休み。


クラウンプリンセスがアプリコットカラーでお迎えします


全てのゲストが揃われました。
ダイニングに戻りましょう!


温かなお料理も出来上がり、全てのセッティングが整いました。


今回の主題の素となったマダムC・フェルベールの新刊が
サイドボードの上に、しつらえてあります。
この中から愉しいお料理がテーブルに並んでいます。



皮付きポークのロースト パイナップル仕立て。
レット゜カラントのコンフィチュールとマイユのマスタード
フレッシュのパイナップルで食して頂きます。
キャロットとセロリアックのラペがガルニチュールです。

オーナッツをたっぷり入れたフレッシュベジタブルのサラダも添えて。


メインダイニングテーブルには前菜や冷たいデザートが並んでいます。
サア、パーティの始まりです。
テーブルクロスの上には今回のお料理等の素の写真がトランプにしつらえて
オーガンジーのトップクロスの上から透けて見えます。



更に今、焼きあがったばかりのフィッシュパイが運ばれました。
サーモンやエビのムースに加え、少しほろ苦い胡桃もたっぷり詰めて。
鱗の一つ一つまでがカリッカリのフイユタージュ。
バターの香りに包まれて今、焼きあがりました。



フランボワーズとチョコレートのトライフル
ソースをたっぷり掛けて頂きます。



蜂蜜をキャラメル状に焦がしたホロ苦クリームを添えたジュレ


オレンジのコンフィチュールで飾ったガトーフロマージュ
ねっとりと絡む舌触りと、甘いオレンジの香り



テーブルは華やぎ
名残りの素材と、走りの素材を、一つのテーブルに合わせます



パーティーの華やぎの中、やがてメレンゲをポシェした
・・・ハンプティ・ダンプティーがガラスの器に盛られ
金の糸をマトって現れます。

ウー・ア・ラ・ネージュ

冷たい最後のデザート
アングレーズソースに浮かんだ卵白の
ハンプティ・ダンプティーは金箔と銀糸に包まれ、
ソースに揺られて登場です。



少し日は傾きましたが、まだ愉しい時間は続きます・・・


5月1日に咲き始めた今年初めてのER グラミス・キャッスル
今年初めてのイングリッシュローズは雨のさなか
微かな”ミラル香”と呼ぶ香りを含んで開きました。
オールドローズの様なカップ咲です。
やがて今年も、愉しいバラのお茶会も終了致しました。



雨の日のバラも時には良いものです。
ライラックローズ




お越し頂いた方、またHPを見て頂いている方々にお礼申し上げます。



お天気も良く、テラスやベランダでのひと時を愉しんで頂きました。




そしてまだしばらく、バラの季節が続きます



2004年:伝統的なイギリスのクリスマス

2004年:何故 パーティーの主題をイギリスに…?
イギリスの味は、どんな味?
酷評をもらう事の多いイギリス料理。
『サンデーディナー』と言い、日曜日はお昼にディナーを食べます。
もともと、日曜日に家族揃ってお昼にロースト肉を食べる『サンデーロースト』の伝統が、
イギリス料理の背景にあることを忘れてはなりません。
大切なのは、「みんなが食卓を囲んで愉しむ時間」で、料理の味付けの善し悪しや
バラエティーの多さだけが重要なのでは無いのです。
そこに供された料理と、会話のあふれる食事を愉しめば、
イギリス料理の本当の温かさが分かって来る様な気が致します。
「家庭料理を食べなければイギリス料理は語れない」と言われるのはこの様な理由です。
これが、常日頃プリムローズの提案させて頂いている
自宅で愉しむがイギリス(UK)のクリスマスを選んだ理由です。
今回は、イギリスのサンデーディナーを少しパーティー風にアレンジして。
伝統的なヒレ肉やサーロインのローストとポークロースを"ガモンステーキ"を少しずつ準備致しました。
更に、農業国また、周囲を海に囲まれた地形から、シーフードをアレンジした、
シェパーズパイのお肉をシーフードに代えたポテト包みのパイや(写真は撮り忘れました)
スモークサーモンや生ハムも少しずつご準備致しました。
また、歴史を振り返っても意外に、明治以降の日本人の食生活に大きな影響を及ぼしたのです。
ウスターソースやフィッシュ&ポテトチィップなどもそのルーツはイギリスです。
簡単で、素材の味を大切にしたこの国の料理で、気軽にホームパーティーができればと思います。

今年は赤色を中心にダグマラ社のオーナメントも配して 真っ赤なサンキライと天使の壁飾り
静かで落ち着きのある音色のオーボエ、CDも出されています。 4本のキャンドルと、ジノリの大皿にフルーツを盛り、
リネンで船形のディスプレー、下には色々なモミの木
二つの銀のトレーにスモークサーモンと生ハムを色々。
下にはモツァレラチーズを配しています。
野菜の星飾りやライムとレモンでおめかし。
コンソメのジュレで味わう人参のマリネ。
とても好評でした。レモンを絞って食べて頂きます。
サンデーローストはテンダーロインとサーロイン 2週間かけて作った、手作りのガモンステーキ
グラスに盛った前菜をウェーブさせて並べました リゾーニと松の実のサラダ仕立て、ゼミドライのトマト添え
簡単で美味しいトライフル(つまらないモノの意味)
ナッツとフイユタージュ、ムラング、チョコレート、
フレッシュフルーツ、クレームパティシェール・・・
それにオリジナルのクロッカントな飾りを添えて
今回、ハロッズのクリスマスプディングが間に合わなくて?
何と美味しいこと、素晴らしい味わい。
じっくり味わいたいグランガトーです。知人の英国女性の家庭伝来のレシピーで、時間をかけてじっくり作りました。
金箔、プラチナ箔に飾られたムースショコラ。
お分かり頂ければ良いのですが、シーズンオフの
フレッシュレッドカラントを添えました。
二つの味わいのショコラムースとジョコンドで。
ミンスパイやフルーツケーキは欠かせません。
イギリスの国花のバラやシーズンのホーリーで飾りました。
楽しいディスプレーを中心にガトーのテーブルを飾りました。 センターテーブルのディスプレーです。
控えのお部屋にもアレンジでクリスマスカラー これ程素晴らしいヤドリギは初めて、赤と白の実をたわわに
神戸の上野明子さんが二日目と三日目をフルートで 初日はオーボエの城家正子さんにお願いしました

パーティー雑感
本場を凌ぐ味?と評価を頂いたクリスマスプディング
知人のイギリスのご婦人の、そのお母様直伝のレシピーを元に、
時間をかけて再現しました。パーティー最終日に、このご婦人をゲストに招き、
賞味して頂きました。"Good"だったようです。
ブランディーに火を点け、青白い炎がクリスマスの雰囲気を盛り上げました。
作った私達家族が驚いた"美味しさ"でした。沢山のドライフルーツを長時間漬け込み、
それにニンジンや、カソナードや、手作りの生パン粉も、リキュールも・・・
ケンネ脂も香辛料も・・・漬け込みにも、蒸し時間も、熟成も時間をかけて。
ブランディーの香りと、軽く泡立てたクリームを一杯添えて、熱い紅茶と・・・・。至福のひと時です。
本当に美味しい英国菓子です。今まで買っていたのは何だったの?
今年から我が家のクリスマスの定番メニューとなります。

ガモンステーキはどんな味?!
豚肉に粗塩とハーブで包んで2週間。やがて塩抜きにも時間をかけて。
更に乾燥させ、スモークにかけます・・・ここまでが下処理。
パーティー料理のコツ?
直ぐにパッパって作れることです。
下処理には本当に根気の居る作業をしました。
けれど、だから当日はパッパッて作れるのです。

今回のイベントのサプライズはライブコンサートでした。
五感で愉しむのひとつ"音楽"を皆様に愉しんで頂けるよう、ピックアップしました。
当日までゲストにお知らせする事無く"辛抱"しました。
初日にはオーボエのプレーヤーにお越し頂きました。
二日目と、三日目はフルートのプレーヤーに、それぞれに素晴らしい音色を存分に聞かせて頂きました。
人柄が音色にでるって聞いたことがあります。
力強いのにやさしいフルートの音色の上野明子さん、
優しくモノ悲しげなのに夢のある音色のオーボエ、城家正子さん。
お二人のアーティストにはこの場を借りて感謝を申し上げます。
また、機会があればお願いしたいと思いますし、是非お呼びになりたい方は連絡を頂ければと思います。

最後に
この今回のパーティーにお越し頂いた素晴らしいゲストの皆様と出会えた事をはじめ、
このサイトを見て頂いている方にも感謝致します。アクセス数とコンタクトが励みとなっております。
伝統的な英国流のクリスマス
"U.K. Christmas at Home"
お陰さまで無事、終了致しました。



千里阪急デパート英国展
テーブルコーディネート講習会
 2004.11.3〜11.9


スポード社日本総代理店、本町クオーターハウス社様のお誘いで
千里阪急デパートにおいて"暮らしのなかの英国"と題して
"暮らしの中の"紅茶、お菓子、器とテーブルコーディネートを主題に
11月5日(金)ご披露させて頂きました。


第3回-バラのお茶会
Rose‐Feast 2004.5


There are few hours in life more agreeable than the hour dedicated to the ceremony
known as afternoon tea-Henry James
アフタヌーンティーに費やす時間よりも愉しい時間は、人生の中でもそう有る物では有りません
ヘンリー・ジェームス


ゲストをお迎えする準備が整いました


ピーター・ラビットで愉しむバラのお茶会 2004年5月5日〜5月12日

 イギリスの湖水地方でこの物語”ピーター・ラビット”をビアトリクス・ポターが著して101年目の今年
そしてウエッジウッドが仕掛けた陶器のテーブルウェアも随分長いシリーズとなりました
子供の誕生をきっかけに買い始めた、この食器
陶器のもつ柔らかさや、暖かさが気に入り次々と買い求めました
娘や息子たちの記念日を彩った可愛いテーブルウェアも、ここしばら使用しておりませんでした
何時しか、コレクティブとしての価値を持ち始めたようで、高額で取引されている限定ものもあります
また、この4月にはイギリスで買い求めてまいりました様々の紅茶も一緒にご披露いたします
今この場限り”ひと時の贅沢”を副題に、もうひとつの”101”物語にちなんだテーブルでしつらえます
今年もテラスのバラが、香りと彩りで皆様をお迎えいたします
バラの茂みからピーターが今にも飛び出してきそうです
メニュー作りのストーリー
今回のメニューはピーター・ラビットの物語を主軸に考案しました。
当然、イギリスの物語ですから、イギリスの料理を発想の元に…。
イギリス料理って美味しくないの?…自宅で作るのですから当然、自己流で美味しく、
少し、幾分、随分、多分…アレンジして組み立てました。
この中から幾つかでも、何かのお役に立てれば幸いです。
 まず、私の僅かな知識の中からイギリスのエッセンスを取り出しました。
…フィッシュ&チィップス、ギネスビール、お菓子ではスコーン、ショートブレッドを中心に焼き菓子…?
次に、ピター・ラビットの物語の中から料理の素材を抜き出してみました。
更にそれだけでは足りず、主人公のウサギや、登場人物(動物?)まで、関わりのある物をつなぎ合わせました。
そしてバラのお茶会の主人公"バラ"を料理にも、お菓子にも…。
順次来られたゲストはベランダにご案内し、バラや初夏の花を愉しんでいただきます。
狭いベランダですが2ケ所に、テーブルとイスを準備しておきました。
ゲストが全員揃ってからテラスでのウェルカムドリンクから始めます。

・・・・・・・・・・

1.ウェルカムドリンク・・・ローズティー(ハロッズの限定品)

2.食前酒・・・やや甘口のスパークリングワインで乾杯
3.歓談の後、準備ができましたのでダイニングに戻って。

4.冷前菜・・・ピーターのかくれんぼ(マックグレーガーさんに追われて)

 マックグレーガーさんの畑の産物と、ピーターたち
盛り合わせた前菜の全てをパリパリのクリスプチーズで隠します、
下には、ピーターや畑の産物が見え隠れする趣向です。
色とりどりの野菜、白インゲン、赤オニオン、エンダイブ、スナップピース、チェリートマトのマリネ。
ライムやレモンやテラスのミントも見え隠れ。
そしてシーフードのマリネ、色々なシトラス風味
薔薇の蕾仕立てのサーモンやイカ、コキーユのマリネ等です。

カリカリチーズの下は、こんな感じになっています。
新鮮な生サーモンをローズに見立てて、サッと火を通します。
そのままの形を生かして、シトラス風味のマリネ。
ミニトマトは皮に切り目を入れ、湯通しし、ドレッシングに漬け、皮をホウヅキの様に返します。
カニや帆立の貝柱、イカは全てマリネ。
お豆も、オリーブも全て味を含ませ、ピクルスにします。
飾りは、ミントやスナップピースやパセリのみじん切りです。
スライスしてライムとレモンを合わせ、飾ります。
フルーツの甘いジュレもソース代わりに。

5.温前菜・・・

 イギリスの家庭料理をアレンジして
家庭料理の代表?、Baked Beans・・・トマトとベーコンで味付けしたガルバンゾ
フィッシュ&チィップスの別バージョンでスカンピ(Scampi and chips)を使い、ザリガニをイメージして
サリガニのヒゲに見立てたカリカリ髭(バーミセリのフライ)添え
白と赤の野菜、(白いウサギの赤いお目々)トレビスのホロ苦クリーム煮
バゲットのクルトン添え

6.アントレ・・・ローズマリーの香りで愉しむ”Cornish-Pasties&Guiness Beef Stew”

 イギリスの伝統料理をアレンジして
ピーターのパパは居ない!
シチュー…物語は残酷?!
ギネスビールを使って…ホロ苦シチューは大人の味
Cornish−PastiesとGuiness Beef Stewをマリアージュ。
ギネス風味のビーフシチューをパンで包んでココット焼きに。
中にグリーンペッパーを、生地の上にはローズマリーの香りを。

7.デザート・・・ギネスアイスクリームのクレープ包み、アツアツのホロ苦ソース

西洋では高級果物?バナナとギネスの相乗効果!
ソースにも、出来たてアイスクリームにもギネスを入れました。バラの花弁を添えて
ひと通り、盛り上がった所で…
テラスに移って戴きます。

8.グランガトー・・・本日のサプライズ?

今回の催しのサプライズです。
…バラのケーキ、シトラス・ムスクの香り!

9.プチデザート・・・クリムズン色のサングリアのジュレ

 フルーツたっぷり、サングリアの濃い紫色、クリムズン色のジュレを下に敷き、
ストロベリー、レッドカラント、ブルーベリー、赤グレープフルーツ、白グレープフルーツ、オレンジ
ゴールデンキウイ、ミントの微塵切りとムラングのトッピング

10.プチフール・・・フロランタンのアレンジクッキー
11.紅茶・・・イギリスから持ち帰った色々のティー
12.摘み立てのハーブティー・・・テラスのジャーマンカモマイル

今回も手作りのお料理とお菓子などを愉しんで頂きました。
この様な趣向で、アッと言う間に日は傾きました。

Each cup of tea represents an imaginary voyage-Catherine Douzel
一杯の紅茶それぞれは夢の旅です。



Joyeux Noel 2003

クリスマスの催し

”ミディに吹くミストラル”
”13種類のガトーと4本のキャンドル”

南フランスの季節風・クリスマス”MIDIに吹くミストラル”と題して


催しぎりぎり、特殊なアマンドがようやく手に入りました!
このアーモンドプードルは木目の細かな、スペイン産で独特の香りが特徴です。
今回の焼き菓子には、とにかく使いたいと切望した素材でした。

13種類のお菓子をクリスマスに準備するのが南フランスの伝統行事。
この日の為に白ヌガー・黒ヌガー、様々なドライフルーツやガトーを合計13種類も。
この”13”と言うのはキリストとその使徒12名を忘れないようにとの”13”だと申します。
パリではお目にかかれない伝統的な焼き菓子が、この地にはまだ息づいております。
コンベルサシォンもカリソンも流行のパリではもう”廃盤”?けれど地方にはまだまだ”美味しい”が残っています。

今回はプロバンスのクリスマスをキーワードに、”MIDIに吹くミストラル”の副題でしつらえました。
(MIDI:南フランスの略称   ミストラル:暖かなプロバンスにもこの季節、北風が吹きます)

お料理もお菓子も少しアレンジして!
せっかくお越しいただく方の為に、例えばブイヤベースをそのままお出しするのは私流では無い。
クリーム仕立てのサフランの香りのシーフードの煮込みと、パーティー用にローストビーフを準備しました。

そして出来たての熱いポンムのガトーも、出来たての?冷たいソルベも・・・・。

西日がゲストの背を暖める頃、クリスマス会を終えました。

今年最後の少し大きな催し、3日間に渡るクリスマス会は無事終了させて頂きました。
ご参加頂けた方、本当に有難うございました。
また予定をはるかに越えたためお断りしてしまった方、申し訳ありませんでした。
順次、今回の内容についてイベントのコーナーでご報告致します。
出来たての熱々の焼き菓子、作りたてのアイスクリームなど
延べ39種類程度のお菓子をお楽しみいただけました。


苺のウェルカムドリンクに続いて”ローストビーフ”
ワイルドライスのオレンジ風味の暖かなサラダとガルバンゾ、キドニーなどのビーンズ
レフォールとグレービーソースで先ず腹ごなし?冬の初物プチベールを添えて

冬のブイヤベース
鯛、貝柱、海老をクリームスタイルのサフラン風味のソースで

カリカリのガーリックトースト

手作りのオードブルは?
ピクルスを色々(チェリー、ミニトマト、カリフラワー、ケッパーベリー、ピンクオニオニ、シュールージュ・・・・
赤&黄パプリカの焼きサラダ、茸の焼きサラダ、オリーブのオレンジ漬けetc
それぞれにテラスからタイムやミント、ベリー、ローリエの香りを添えました。

the Kiss under the mistletoe!

今年のヤドリギは”2色”
いつもお願いしている花屋さんに、随分前からお願いしていた”赤実”が、
ようやく入荷したとの連絡を受け、急いで選びに参りました。
ナント、一本の樹の上下に白実と赤実の寄生した一本を見つけました。


ピティビエはしっかり焼いてマルコナの香り
チョコレートのパイ生地です

プチマドレーヌとプチフィナンシェ

こだわりの蜂蜜で作って見ました。
見た感じの派手さは無いのですが、しっとり、そして噛みしめて美味しい焼き菓子です。
ショコラとアングレーズのソースを添えました

南フランスには南国のフルーツが一杯
真冬にフレッシュのチェリー、フランボワーズ、カシス、カラント、ブドウを準備しました。
カリソンやベイクのチーズケーキなど
当日の朝に焼いて香りとカリカリを愉しんでいただきました。
早くから準備しても良いのだけれど・・・。

洋梨のフレッシュケーキ
フラスンではクリームとして生クリームを、そのまま使う事は先ず有りません。

今回の催しのお菓子類は、その殆どを当日焼いたため、
慌ていて、写真を撮っていないものが随分ありました。
カニのサラダもムース色々・・・
フィグのタルトも、ナッツのガトーも、マロングラッセのムースも
・・・・撮り忘れまし。

作りたてのマンゴーのソルベ
銀の器に、金箔を一杯振って。


アマンドのシュクセのガトー


フルーツのミルクレープ


マロンのガトー



ティゼリーとバラとフルーツ


マンゴーとハーブのゼリー


世界で最初
スポードの日本総輸入代理店様のご好意により、今回の催しの為に、
未だ販売をしていないオリジナル商品をお分け頂きました。
とても可愛いティーボールに出来たてのトローリ、マンゴーのソルベ


キャンドルとツリーの明かりで

静かなクリスマスの夜です

我が家のボクシングデーが始まります・・・・。




第2回-Rose‐Feast 2003.5.

その殆どを好天に恵まれ、無事終了致しました。
風がバラの花弁を散らせ、軽やかなベルの音とミントの香りがゲストをお持て成し致しました。

御越しになられたゲストはまず、テラスにご案内いたしました。
ウェルカムドリンクとして、凍らせたライチとパインを沈めたローズティーを
バラとミントの香りの中で、喉を潤して頂きました。




ダイニングに移って〜

フレッシュフルーツとチーズの前菜

季節の甘いフルーツは、ニンニクと胡椒風味のチーズで
そのコントラストを愉しんで頂きます。
舌に解けるチーズの塩味、
その後に冷たく、甘いそれぞれのフルーツの香りと歯ざわり。

葡萄、ゴールデンキウイ、ビワ、チェリー、ざくろ
更にチコリとゴールデンキャビアをブルサン、オリーブオイル
バジルで頂きます。










ゴボウのポタージュスープ

新ゴボウも少し大きくなり、益々香りが乗って来ました。
土臭く、素朴なゴボウを少しお洒落に装います。

ポテトで濃度を、オニオンで甘味をプラス。
くたくたに煮込んで裏ごしします。
少しザラツキを残したピューレにチキンのフォン。
更にクリームで旨みを、バターでコクを。

ほうれん草のグリーンのムースを上に流し
カリカリに揚げたゴボウのジュリエンヌを
浮き身としてお出ししました。















エビと貝柱のエストラゴン風味

バターに甘いエストラゴンの香りを移し、
白ワインを加えて旨みをプラス。

軽く火の入ったプリプリのエビと帆立。

季節のそら豆の歯ざわりと帆立は相性もの。

クスクスのサラダはタップリのミントに
キュウリやカラーピーマンを混ぜ、
歯応えを愉しんで頂きます。
ライムの酸味で味を締めます。





プロバンス風チキンのグリル

エルブドプロバンスをまとわせたチキンをロースト。
無花果のビンコットでアクセントを。
更に今、パリでブームのテ・ベール(お抹茶)で
お皿を飾りました。

付け合せには、さっぱりと自家製の赤と黄色のピーマン
そしてこれもまた自家製の枝つきチェリーのピクルスを添えました。








食後はテラスへお移りいただき、
ベリーのガトー
ベランダから今摘んだデボアとフランボワーズをアクセントに!
濃厚な甘さと、酸味が特徴です。

カット後、真っ赤なバラの花弁を一片添えました。






















最後を締めくくるデザート

アイスクリームのクレープ包み、
        熱い黒糖のキャラメルソースで


バナナを黒糖でソテー、ラム酒で火をつけます。

濃厚なバニラアイスクリームをしっとりクレープで包みます。

カリカリにローストしたアマンドをたっぷり
クリームシャンティーをいっぱい添えて。

















チェリージュビレ
これも同様にグラニュー糖を焦がし、苦めのキャラメルにします。
ブランディーとキルシュの香りをチェリーに移し、
アツアツをバニラアイスクリームの上から全体に注ぎ、
素早く溶けかけた所を頂きます。


写真はバラの花弁を上に飾り、葡萄の葉と幼実を
飾りました。



熱々のソースで頂く、溶けかけたバニラのアイスクリーム
一口ほお張ると、思わず微笑む・・・幸せ!


バターはコロコロと丸めて!

パンに付けるバターも少しお洒落に
専用の道具で丸めました。

テラスの葡萄も幼緑の頃。
葡萄の若葉とツルを添えて
バターを”葡萄の実”のように盛り付けました。

今年はテラスの葡萄も花を一杯付けています。
きっとこの秋には、緑の葡萄がたわわに実るでしょう。









バラのエティケットのシャンパーニュを
今回の催しの為に取り寄せました。
静岡が本拠地の、
こだわりのワイン輸入業の方の
ご好意でようやく手元に参りました。

ステムの長いフルートグラス
”ベガのフルーティシモ”で
シャンパンから立ちあがる小さな気泡を
愉しんでいただきました。

カトラリーはクリストフル
什器はヘレンドを中心に
バラ模様で合わせました。

グラスには季節の芍薬とベランダのアイビー。

パリのダロワイヨの2階のサロンの様に、少し気取って、
グリーンにお水を染めました。


夏には水草を浮かべます。



お茶会の期間、殆どの日は素晴らしい好天に恵まれました。

風に運ばれたバラの香りは随分と
ゲストの方々を愉しませてくれました。



 いよいよ夏の花がベランダを覆い始めました。
あと一月もすると
ブルーとホワイトのベランダになる事でしょう。

初夏のベランダは亜細亜の装い。
また、愉しい催しを企画いたします。














サァ、秋のバラのシーズンに向けまた、手入れが始まります。

秋のバラは鮮やかな色














センターのアレンジにはこの時期から咲き始める
”真紅のゼラニューム”が淡い色合いを引き締めます。


カトラリーの
下には
イギリスの
アンティーク
レースを敷き、
水切れしない
紫の小花を
散らしました。
お茶会の間
ずっと、
この紫の小花は
元気に開いた
ままです。
















2003年5月17日(土)テラスの花壇

一年で一番爽やかな季節
5月の連休後の愉しい催し

お茶会の準備はまだ外が寒い2月から

2月の雪
3月の風
4月の雨がやがて
美しい5月を連れて来る

まずは主役のバラの手入れが2月には始まっています。
やがてミモザの咲きだす頃、お茶会案内用の写真作り。
この間も使用する小物や材料、役立ちそうなものを集めます。
そして紅茶やその他の材料をパリで集め、
お越しいただくゲストに愉しんでいただきました。


2003年5月11日・・・朝から生憎の雨。
テラスから摘み取ったバラで遊んでいます。
クリムズンのフォールフタッフ、エブリンの薄橙色、共に香りを周囲に放ちます。























フォールスタッフ                         エブリン





左:グラハム・トーマス〜中:ジェフ・ハミルトン〜右:クラウン・プリンセス・マルガリータ


ベランダから摘み取ったままの、5月のイングリッシュローズ


第1回-Rose‐Feast 2002.5.



バラのお皿

エウリュノメをご存知でしょうか?
月の女神、エウリュノメが踊った後に
天と地の境目ができたと言う神話。
バルサミコ酢で一本の線を描きました。
上手にはできませんが北斗七星を・・・。
真っ赤なバラのその花弁を月に見立てて。

2002年5月の催し”バラのお茶会”

 
まず、先陣を切って”ピエールドロンサール”が咲きます。

引き続き、イングリッシュローズが


アプリコット色のエブリンやクラウンプリンセスマルガリータが
甘い、甘い香りを一面に漂わせ始めます。






















5月のベランダ




2003年秋の催し(9月・10月・11月)

神戸・御影”ソシュウエン”にて

 2003年9月・10月11月の月に1度、神戸御影”ソシュウエン”にて、午後のほんのひと時の催しを致しました。
紅茶から始まる愉しみ方の提案です。

9月の第一回目(自ら愉しみましょう)
幾つもの紅茶と、美味しい入れ方の実習、数種類のクッキーと無花果のタルトをお召し上がり頂きながら。

10月の第二回(遊び心でおもてなし)
当日摘んで参りましたハーブや小花でクレームダンジュをショーアップ。

11月が最終回(ティパーティー)
サァ、ご一緒に愉しみましょう!
華やかにタンバルエリゼと、この日の為に静岡から取り寄せた
焼き菓子の数々、拙い説明でしたが”おもてなし”の心をご披露させて頂きました。


明るい光がゲストをお迎え致します

ハープの音色と、風に揺れる木々の葉音



木漏れ日もスポットライト



ティーパーティーへのお誘い・・・
”淹れる、作る、育てる”それからが面白い!
お洒落の表現をおもてなしに。

それぞれの単発完結の催しで、毎回タップリの紅茶とお菓子を召し上がって頂けました。


1600坪の素晴らしい手入れの行き届いたお庭の中にある、オリエンタルな洋館です。



Joyeux Noel 2002
2002年のヤドリギは”欧州やどりぎ”

温かな話題を提供しました
the Kiss under the mistletoe!






昨年の

クリスマスは
  
どのようなオーナメントで
  
飾り付けをなさいましたでしょうか
    ●
子供が少し大きくなってから私はここ数年は、
     ●
このシルバーとゴールドを中心にデコレートしています。
            
昨年も更に買い足しましたが、やはりシルバーが中心に変わりはありません。
★★★
2002年のクリスマスはどうでしたか?
★★★
愉しめましたか?
★★★
お茶とお菓子とお花
★★★
夜はキャンドルの明り
★★★
静かで穏やかな時間



何か、ご参考になればと・・・

ツリーは1月6日まで、このままに


2002年穏やかなクリスマス



時間の経過は残ったキャンドルが教えてくれる

テラスにもイルミネーションをほんの少し、
ゆっくり点灯しては消えるスピードにしました。
窓辺にもキャンドルを点し、音量を絞って
パバロッティーのクリスマスソングを流しました。
愉しみなクリスマスです





キューリやハムのサンドイッチのほか
洋梨のサンドイッチも好評でした。
少しスモークした鴨ロースはラズベリーのソースで。
焼いた野菜やキノコをサラダでさっぱりと。



学校のお休みで帰って来た子供たちも
本場のパブロバ(NZの伝統菓子)を手作りしました。



熱々の料理を!
”タイとソーモンムースのパイ”を2皿
色とりどりの野菜と松の実を入れて、ディルの風味



エビとチーズのムースや手作りのピクルス
カナッペ類と、この時期の紅茶を3種類たっぷりと
日本では手に入らない紅茶を愉しんでいただきました。


お陰様で2002年最後の大きな催しを無事終了致しました




ダイニングを中心に、各部屋のコーナーを紹介致します
クリスマスのアレンジ




大きなカクテルグラス?にアレンジしました







窓辺にはグリーンのキャンドルとクリスマスホーリーを一葉


ローズヒップとホーリーをフラワーベースに


















クリスマスの様子です





















自宅近くで真っ赤なローズヒップを見つけました。
このローズヒップは刺なし。
それに野生のホーリーを少し。
この時期には香りの良い、白い小花を付けています。



それに長い枯れ枝を3本拾って来ました。

何かと便利な枯れ枝。
今回は廊下のコーナーに設えます。
3本を細糸で組み、下にはモミの木の枝とローズピップでおめかし。
少し廊下は暗くして、この下にキャンドルを入れます。
更に、枝の上には大き目のランプを付けました。
ムーディーなクリスマスの設えができました。



出来上がったアレンジを、家族皆で
少し薄暗くなった外を眺めながらお茶にしました。
長男にはショコラショー、私たちはダージリンで。
アマンドのタルトレットとチーズのパイを少しずつ取り分けて。
外は氷雨が降っています・・・。
モミの木の香りがします。
大変だった・・・1年もあと少し、
暖かな風景です・・・。







クリスマスが近づくと何か気ぜわしさと、
華やかさとが一度に訪れるような気がします。
市中には色々なグッズが溢れ、購買を誘います。
私はまずその年のクリスマスのテーマは勿論のこと、
音楽選びから始めます。既CDを3枚、
買い足しました。パンフルートと
ケーナとソプラノサックスの3種類です。
昨年買ったCDが大変気に入っており、
これ以上のものは無いような気がいたします。
それでもこの時期になると、ついつい
CDショップを覗いてしまいます。
音楽が決まれば次はデコレート用に小物です。





ツリーを飾るオーナメントは2001年同様、
シンプルにシックに華やかにと、
少量のオーナメントを買い足しました




子供たちの生まれた年のイヤープレート横には可愛いサンタを






クリスマスが近づき、ようやくヤドリギが届きました
2002年の種類は白実の”欧州ヤドリギ”です。
素晴らしく実付きの良い、ブナの大木です。

鳥取の麓から届きました。




玄関からのアプローチには愉しいキャンドルで


小物はその手のショップ以外に
ガーデニングショップにも通い続けると、
時折面白いものが手に入ります。
今回はキャンドルスタンドを見つけました。
グースとドッグの二つです。
灯りを少し消してキャンドルを点けると
趣がありとてもファンタジーな気分です。
本来はベランダで使えば良いのかも知れませんが・・・。



次はお花


また、フラワーショップへも早めに行き、
シーズンイン前に買ってしまうものもあります。

この花は南半球に紫陽花。
抱えきれないほどの量ですがシーズン前だからまだ・・・買えます。
鮮やかなエメラルドの様なグリーンとシックな紫が同居しております。

















左は薄いグリーンの紫陽花をリースに使いました。
右の方はシーズン本番には使えませんが
ベランダのフランボワーズもアクセントにフルーツケーキと。

今からドライにして置くと紫陽花の緑は
やがて輝くシルバーへと変化します。
また今年は既に”ヤドリギ”を窓辺に設えました。
たわわに実るあの飴色に輝く可愛い実りを見るとアメリカでは無い、
シックなヨーロッパのクリスマスを感じます。

春の明るい黄色の花も大好きですが、
シーズン前の銀色のミモザの葉も楽しめます。
リースにしてそのままドライで長持ちします。









そしてクリスマスのケーキは・・・

























クリスマス用のホーリーの葉は大小の種類を
いつもベランダに準備しています。
のとても大きなクリスマスホーリーは
この葉一枚が1つの人物のような形をしていて、
この形を用いてディスプレーに使っても愉しいのです。

のとても小さなヒイラギはこの冬、ケーキに大活躍します。
やはりナチュラルな本物は良い。
作り物の多い時代に、こんな本物の葉を使う贅沢さを分かって欲しいと思います。


このホーリー(ヒイラギ)は年齢とともに葉の刺がやがて無くなります。
何か人の一生を見ているようにも感じるのです。




ケーキはやはり焼き菓子を中心に作りますが
2002年は生クリームを使ったショートケーキのような物や
ムースに仕立てたフルーツ物も作って見ました。
少し多めに作り、パーティーのお客様の
希望があれば持ち帰れるようにしました。


コーナーを飾るアクセント














温かな風が吹きました・・・                 毎年、買い足しているレノックスのプレート















シルバーのモミの木が大好き、赤いアルプス乙女をアクセントに
製菓素材に星型の純金が仲間入り早速使ってみましたが?




静かな夜、煌くキャンドルの元、真っ赤なクロスを掛けて・・・。


毎月、自宅にてサロンを開いております。
紅茶のコース、お料理のコース、お菓子のコースがあります。
お問合せください。

よろしければメールでお寄せください。


次ページへ進む

トップページへ戻る