デジタル アルバム
お茶など準備され
フルサイズでゆるりとご覧頂ければ幸いです。

別画面が開き、小さな音楽が流れます


『リゾート・クッキング』
季節を愉しむ生活術 初夏から秋編と題して

『ベランダ園芸のひとつの到達点』と題して
ベランダ・スイーツ夏編


自宅での小さな催し
『バラとバカラとワインの夕べ』


『食卓の華』
野菜から紡ぎだされる華がある
手遊びの愉しみ、野菜の野望!

『テラスへ、どうぞ』
我が家のオープン・ガーデン on the net












この世の春


マンションの四季 好きな場所
毎年、一番最初に咲き始める白のツルバラ。
シンプルモダンなこのバラも好きなモノの一つです。
早朝、テラスから眺めるのもまた、日中の日差しの中で、
輝く白い光でみるのも良いものです。

そしてダイニング側から、ガラス越しに見るこのバラも素敵だと思います。


飲む・食べる・話す・・・それがツナガリ
 美味しいパン屋さんと、ワインセラー設備会社様の催しに参加させて頂きました。
今年のボジョレ他ワインの飲み比べ、それに合わせ輸入されたフロマージュや手作りのリエットや軽食。
更にフランスの香りをそのまま再現された、焼き菓子の色々。
近くのパン屋さん『ブーランジュリー・メルク』様恒例の催し『パン賛会』に参加させて頂きました。
20年以上のお付き合いをさせて頂いております。
改めてリーンな食事パンの楽しさが認識できました。
またフランス人のお菓子屋さんはじめ、道を究めた方が揃い、時を経つのも忘れた愉しい時間でした。
その時間、この空間はしばしフランスに居るようなひと時でした。
そして一番の収穫は、この方々と知り合えた事です。

オートシェイプ
たまには、こんなの?
パソコンの普通のソフトに、エクセルと言うものがあります。
ご存知方も多いと思いますが、このビジネス仕様の表計算ソフト。
この中に”オートシェイプ”と言う、線描きの機能。
マウスで書く、絵?イラストです。
モノは使いよう?ですネ。
元の原紙はとても大きく、そのままでは掲示ができません。
随分縮小して、初めてお見せ致します。
季節外れであります、ご笑覧下さい。

『猫と蝶の図』
ガーデナー3時間仕立て

色々のトマト
トマト
これほどに美味しいゼブラは初めて。
こんな味の濃いパープルも初めて。
こんな旨みの詰まったイエローも初めて!
甘いトマトは数あれど、旨い!とつい、唸りました。
勿論、私ではなく、唸ったのも、山ほど食べたのも、
ガーデナーですワ。
いっぱいサプライズを送って頂きました。
S様、F様ご姉妹様、ありがとうございました。


本物!ガーデンサラダ
突然、体重を落とすと言い出した我が家のお抱え庭師。
過去にも一度、△30Kgに成功した事"も"ありました。
言い出したらモウ、止まらない。

以来トマトと豆腐の生活。
当初、トマトのアミノ酸の旨みに感動していました、が・・・。
最近は飽きもあり、アレンジを求めます。

洞爺のミッシェル・B様の少し真似辛抱?
否、コッチが本物。
だって、本物のガーデンサラダつき。
八百屋さんで求めたものではありません。

・デボアの花と実
・ミント×3種(パイナップル、スペア、ペパー)
・マジョラム
・タイム
・ローズマリー
・ベコニアの花
・スベリヒユ
・イタリアンパセリと花
・フヌイユの葉と花
・ラベンダーの花
・カボチャの千切り
・キャロットの千切り
・胡瓜の千切り
・赤パプリカ
・セロリ
・ビンクオニオンマリネ
・アブチロンの花
・セイジの花×2種
・花スベリヒユの花×2色
・レモンバームの葉
・生パインコンフィチュール
・クレマチスの花
・インゲン
・葡萄の葉(これは今はモウ堅いから飾り)

それぞれの量が少なく、味わいは?
雑草と言われるスベリヒユやカタバミには酸味があってそれなりに美味しい。

近年、有機農法で育てられた高級野菜などが市井にビジネスとして出回り、
それがさも美味しい物のように言われています。
サァて、どうなのでしょうか?
厳密にはマクロビでも無く、リビングフードに近いけれど?
これまた一時言葉だけが流行ったロハス?でも無い。

チョイ悪オヤジのお洒落皿ダ・洋風冷奴編

そろそろの年齢?
互いの食文化にも変化が・・・そして少し顔にも変化が・・・。
秋が?飽きが来るまで続けましょうネ。
まずは、身体に良い事はじめました。

自然体
フランスミモザが大好きです。曇りの無い鮮やかな黄色が、早い春を告げます。
好きに、勝手に、長い枝を伸ばし、風に揺れるミモザ。
3月のヨーロッパはミモザ祭りに続き、スミレ祭りの頃。
こちらでは銀葉ミモザが終わり、房ミモザが出始めました。
ザックリと投げ入れるスタイルが私流儀、自然なスタイルが好みです。
こんな奔放な枝を、型にはめるのは酷。
テーブルも同じ、子育てとて同じ。喉が詰まりそうな揃った筋書きより、自然体で良い。
我が家のサボリ気味の専属ガーデナーが申しております。
『完璧な庭を求めるなら、花や木は植えられない』と。
ライトダウンで見えなくしましょう。キャンドルの明かりで隠してしまいましょう。
その方がずっと自然で、お話しも弾む。ソコは生活の場なのですから。
その方が愉しくて、楽なのだから。
私は自然体が好み。だから、頑張らない!

「もう少し、顔晴れヨ・・・」黙らっしゃい、ガーデナーめ(笑)


プロの仕事U
先日、テラスの片付けを業者様へ依頼しました。
スケジュールと天候が上手く噛み合わず、バラは既に芽吹き、クリスマスローズは花を着け、
ハラハラ待った1ケ月間でした。
 
早朝から作業開始、少しの休憩を挟んで、日が暮れる少し前にプロ3人による作業が終了。
4tトラック1台と軽トラック1台にワインの滓ではありませんが、破棄したモノが山積み。
見違えるほどの状態に?戻りました。
マンション3階の危険な作業。隅々まで言わずともきれいにして頂いた姿勢。
素人では出来ないプロの仕事です。
この5月のバラのお茶会にむけ、更に磨きを掛けたくなる仕上がりでした。
また、欲しいバラ等がいっぱい、頭の中で咲いております。


プロの仕事T
家族の予定が上手く合わず、突然昼前に、ディナーの予約をお願いしました。
長男の祝いを兼ねたこの記念の理由を簡単に電話でお伝えし、特別メニューをお願いしました。
少し早い目のディナーに到着・・・
極普通の街の中華料理屋さんです。
・美味しい盛り付けの5種の前菜に始まり、
・グツグツの音も心地よい上海蟹の味噌入り、大き目のフカヒレの姿煮。
・包にも飾り切りが施された、凝った美味しい北京ダック。
・伊勢えびや帆立の炒め物なのですが、あんなに柔らかい大ブリのイカは初めて。
・トロトロの熊の手と熊肉との煮込み、合わせたエリンギの歯応え、とても美味しかったです。
・スズキの身が、大振りの菊華のように開いたチリソース掛け。
・旨みの凝縮、塩漬け豚、スペアリブ、竹の子のスープ(最高です)。
・シャキシャキと豆苗の鮮やかな炒め物。
・最後の〆の杏仁豆腐。勿論、杏仁で、アマンドではありません。
その一皿一皿に施された中国の彫り物。
これらのお料理の数々は、プロによるプロの手仕事。
食知識と技術のなせる技でした。
お店の名前?中国語で北極星の事だそうです。
紫微星、天満の駅前に極、極普通の店構えです。
満漢全席も手がけられた事のあるホテル出身の老師です。謝謝、謝謝。


手の中の温もり
本当に久しぶりのゆったりした時間。
2年振りに家族が揃いました。
朝の暖かな紅茶の時間、フトこのティーカップを手にした時、
昔を思い出しました。ご存知でしょうか、鳥の雛の感触を。
私は世に言う"ポカホンタス"でした(過去形)
子供の頃、学校から帰ったら?・・・玄関にランドセルを放り出し、また何時もの様に、
友達と遊びに出掛けました。(後を追う、母の声が聞こえます・・・)
田んぼの中の雲雀の巣の、くちばしの黄色い雛を手にした感覚が、
このカップを持った時にフト思い出しました。
ふわりと温かく、想像した以上に軽く、頼りなく。

この春、我が家から雛が一羽、飛び出します。
世間の風を直に全身に浴びる事が予想できます。
けれど帰って来たときには、少しの我がままを許し、
暖かな時間を感じさせてあげようと思います。
それまで、気付かなかった暖かな感触をその時、感じるでしょう。

I'm Home〜『ただいま』

写真は、手の中から羽ばたき、飛び出しそうな瞬間をイメージしました。


季節を愉しむ
今年最後の締めくくりの催し
ソムリエやワインアドヴァイザーをお招きし、ディナーからの催しを開きました。
それぞれが自慢のワインを持ち寄り、料理とのコラボレーションを愉しみました。
前菜のソーモンフュメの紅芯大根卸しと葡萄の和え物、冬ハイビスカス仕立てから始まり、
生牡蠣の炙り雲丹添え、活け天然鯛グリエと海老のエスニックステーキ。
黒豚ロースト柚子味噌風味から、締めのデザートは5種、のコース仕立て。
この間、6時間のワイン三昧。
それぞれの参加者の経歴も愉しく、終了は深夜に及びました。
終盤、デザートのショコラに合わせるアイスワインを嫌い、バニュルスを参加者が
ご自宅へタクシーで取りに走る、凝りよう。
最後はキャンドルの光の中で、クリスマスプディングに火を点け、
淡いブルーの炎が揺らめく中に終了、三々五々のお開きとなりました。
器は華やかにとベガ、ミルニュイ、ドルトン、リーデルなどの
クリスタルを中心に合わせました。


ショウヨウ、シモニアイテ、クレナイトナス
(日本ミシュラン)
昨年に引き続き先週、今年の第二回日本ミシュランの発表がありました。
縁有って今年の夏に訪れた銀座のお店は、今回の受賞を逃されました。
何年か前に、本国フランスでは
選に漏れたお店の料理長が自殺なさると言う事件も起きたほどの話題の賞。
たまたま思いついた言葉をお送りしました。
”楓葉、霜にあいて紅と成す”・・・今の若い方にはお分かり頂けるからし。
季節は秋真っ盛り、寒い冬ももう直ぐそこに来ております。

また、このような寒い時にも着実に実を結ぶ為に花を咲かそうとしている植物があります。
枇杷(ビワ)の木です。
寒い季節に花を咲かせる姿は私たちに希望を与えます。
星が目標のお店ではありませんが、
銀座の若き侍達は益々、力を付け、ご本人様達が”高揚”し、
周囲を紅に染める存在となられるでしょう。


ポンヌフ ビストロ
英語で言うフレンチフライドポテト・・・ポンム・ヌフ(ポンヌフ)。
その細いフライドポテトだけがたっぷりのガルニチュール(写真は別)
無骨で少し小さな白くて重いお皿に大きなビフテック。
先に提供されるビネガーの利いたサラダと、温められた大きなバゲット。
程よくアポワンに焼かれた香りの良い肩ロース。脂身も至極旨い。
デキャンタで供された若いが、たっぷりの赤ワイン。
空瓶に詰められたノンガスは"ご自由に"と言う事か。
小さな赤と白のチェックのクロスのテーブル、狭い客席の間隔。
入り口の大きなカウンター。勿論フレンチスタイル、コーヒー等は付かない。
賑わいと少しの喧騒が雰囲気を更に心地よくしている。
笑顔で声の良く通るの小太りのメートルの接客は特に心地よい。
デザートはフランス語(少し小さな日本語と)の手書き(プリント)からチョイスする。
私はクレーム・キャラメル(プリンとは書いていない)、
主人はムース・ショコラ。ソーサーを蓋に、重ねて持ち、素早くサーブされる。
何と、ハーフポーションでは無いボリューム!
こざっぱりと糊の利いた白いシャツと黒のベスト。
外は秋の日差しも暖かく、心地よい(マロニエの枯葉や焼き栗売りは居ないが)
支払いはあまりにも安く。ここは日本か?と。
絵に描いたようなパリのビストロが、自宅から約1時間の距離。
日本語だけが通じる?下町のビストロが。
随分以前から幾度と無くこの前を通っていたのですが、今回初めてフラリと。
こんなお店が有ったんだと、とても嬉しく、また行こうと意見が合いました。


朴葉

 朴葉焼きの香りはご存知ですか。
近くの山で朴葉を拾って参りました。
そんな季節の素材を用いて味噌焼きにしてみました。
銀杏、栗、きのこ、満願寺唐辛子、お芋、茄子、ごぼう・・・
焦げた味噌とバターの香りと、薄煙り。
少し七味唐辛子を薬味にして白髪葱のあしらい。
トップは随分珍しい鮭児というタグ付きの高価な魚です。

 山はすっかり秋色。
アケビは実を落とし、山栗は弾け切り、柿の葉が色づき始めました。
澄んだ空気の元で育ったきれいな葉っぱを拭き清め、
一度乾燥させます。
初めて朴葉焼に出会った時の事が思い出されます。
26年前の僅かな旅行でした。

レッスンには朴葉焼きは登場しておりません。
来年は一度、和食器と共にこんなお料理も提案してみようかと思う、
こんな季節になりました。


ブランド
先日、静岡のお友達ご夫妻に誘われ、京都の料理屋さんへ参りました。
その料理の数々の美味しかった事、10数品でしょうか。
不覚にも美味しいお酒のせいで後半は、身体を麻痺させられてしまい、その後は・・・。
季節モノ三昧。寒くなった頃、"あだ討ち"に参ろうと考えております。
ご亭主曰く"口に優しく、懐に厳しい"と言われている、そうです。
けれど美味しいだけでは無く、その常連客様の面白さにも関心致しました。
ごく普通の民家の並びに、店舗名だけがポツリと。
次郎さん、正子さんとそのご家族はじめ、今回のノーベル賞受賞者、
また世界をフィールドに活躍なさっている方の隠れ家のようです。
美味しい素材を、もっとも美味しい調理方で、愉しい洒脱なお話と共に夜が更けました。
また今回のこのお店の盛り付けの簡素さに驚きを感じ、刺激を受けました。
器は瀬戸、信楽、美濃、唐津、織部、さりげなく。
  一方、ノルウェー産の焼き○○寿司、廃鶏の歯応えを利用した○鶏、ブロイラーの雛鶏。
どちらもおおハヤリ。
作るブランドと残ってきたブランド。
本物と贋物、区別は必要が無いのでしょうか。

刺激DNA
 グランガトーの飾りつけ。
味そのものが既に華やかなガトー・オペラ。
アマンドベースの生地に幾重にもチョコレート、コーヒー、フレッシュバターのクレーム。
これに添えたのは季節のビーツ(ロシヤ料理ボルシチに使用される赤カブ)
重厚なビロード色の16輪の華と、キャロットで作った蝶。
周りには食用赤バラの花弁をふんだんに散らせました。
オペラの上には金箔も少し、これはオペラの定番の飾りです。
 先日訪れた京都の旅館のサロンとギャラリーに刺激を受けました。
上質と言えば軽すぎる表現になるように思います。空間と接客、お茶とわらび餅。
相応な対価の支払いをし心の満足を覚えました。
もう止めようと考えていた矢先の和食器にも出会いました。
この日は余りにも出会いがありすぎました。
たまたま入ったお店では個展が開かれておりました。
随分以前に幾つか求めた信楽の作家様のご子息様。
素晴らしいこの作家様は、勢いと言う若さをお持ちです。
多分近い将来の大作家様でしょう。また別のギャラリーで見つけた陶器製のココット。
シチューに、炊飯にと求めました所、これがまた憧れの作家様のお嬢様の作品。
できるべくしてなし得たDNAの業でしょうか。


ワインを愉しむ催しを始めます
お茶、お菓子、お料理、そしてワイン
この1月から新たに講座を始めます。既にご予約を頂き、近く初回を迎える事になりました。
昨年来、ワインの勉強を進める中で、私が知りたかった事を、
私自身が考えた事をお伝えしたいと思います。
とは申しましても硬い事は、苦手です。やはり気取っては、出来ません、勉強も、好きではありません。
ハイ、いつもの調子です!
  勿論、ワインだけをテイスティングする催しではありません、勉強会ではありませんから。
食事の時間を愉しむ為のワイン、お料理の味をより深く愉しむ為のワインです。
こんな料理には、こんなチーズやパンには?をご一緒に愉しんで、体験して頂けます。
お友達と愉しむワイン、ご夫婦で愉しむワイン、パーティーに華を添えるワイン。

  昨年、エキサイティングな出会いがありました、ソムリエの醍醐味だとも伺いました。
至極普通なワインのひと口と、至極普通なチーズのひと口。
別々では至極普通が・・・口中で極上に変わる愉しみを。
  お休みの日の午後から、お洒落なダイニングテーブルにはキャンドルも添え、愉しい会話と共に。
勿論、知らず知らずにワイン学も少しずつ? 少しずつ!
どうぞ、ご一緒に愉しみましょう。
また、可能な限り、当日お愉しみ頂いたワインは、お求め頂ける様、多めにご準備致します。
ご希望の方は、メールにてお問い合わせ下さい。日曜日または祝日を中心に催しを開きます。

お節
  今朝の朝刊に、元日のお節についてのアンケートが出ていました
アンケートによればおよそ20%がお節とは全く縁の無い食卓で朝を迎えるとか。
メロンパンがお正月のテーブルに上る、時流なの、ですか。
私には考えられない世界です。
年に一度の素敵な時間、私は大切に残したいです。
昨日、少し足を伸ばして郊外の始めてのリストランテへ二人で参りました。
日本流のアグリツーリズモに興味がわきました。
先月のイタリアでの感動が冷めていません。
残念ながら宿泊は叶わず、ランチだけのお楽しみとなりました。
ファザードには既に色づいたミモザと、元気な真っ白のクリスマスローズに
期待が高まります。
エントランスは清潔でセンスの良いしつらえ。期待通りのお料理。想像以上に
ボリュームがあり満足の年末のランチタイムになりました。
今年最後の営業日に訪問・・・やがてお店を閉め、お節の準備だそうです。
やはり、残し、伝えたい素敵な年末・年始。
大変気に入りました、ミモザが咲く頃また、訪ねたいと思っています。
2007/12/31


道、シャンパーニュを訪ねてそれぞれの道
 先月、シャンパンの代名詞にも数えられる
パリの北に位置するシャンパーニュ地方を娘と共に訪ねて参りました。
パリ東駅から一時間、シャンパンのトップメーカーのモエ社
250年を超える歴史のシャンパンの代名詞。
この本社屋ではブリュットインペリアル白とロゼの試飲。
更にヴィンテージの白とロゼを試飲致しました。
この後、一般では入る事が出来ない迎賓館 トリアノンでの昼食。
ドンペリニョン大使の方のホストで、アペリティフがドンペリ!
オマールやキャビア、そしてシェロレー牛のステーキは初めての体験。
デザートは焼きたてのガレット・デ・ロアまで一気に!ドンペリニョンで。
写真はカーヴの入り口でのひとコマ、全長が28Kmとか。とても長い"道"です。
この前々日にはリヨンのボキューズのお店を再び訪ねました。
 今週末から、しばらく中国へ参ります。
ラプサンスーチョンのふるさとを訪ねます。
またこの芳しい紅茶のお披露目をしたいと思います。
常識
今週からパリ、リヨンに続いてオックスフォードに参ります。

@ドングリの歌をご存知でしょうか。
『どんぐりコロコロ、どん○リコ・・・・』さて、この○に入る言葉は?

Aアカトンボの歌
『夕焼け小焼けのアカトンボ、オワレテ見たのは何時の日か』
さて、オワレテの意味はどのような意味でしょうか。赤トンボを追いかけた?
マサかアカトンボに追われた訳ではないでしょうネ?
何れも知っていたつもりでも、
以外に間違った理解がされている事があります。
人さまに物事をお伝えする私自身が、しっかり理解しなくては、と。

長女と共にフランスのシャンパンメーカー、ドンペリ社でのパーティーと、
パリで食の博覧会、また再びリヨンのボキューズ氏を訪ねます。
今回は初めて長女を連れ、ボキューズ氏の下を訪ねます。
ホテル・レストランの世界を目指す長女にはこの、元ヌーベルキュイズィーヌの旗手の
料理を一度は食べさせておきたいと思います。
その後、長女が通う大学のあるイギリスへ送り届け?ます。

知識として持つ常識が、お茶、お料理、お菓子等など・・・・知り、益々確かめたくなります。
間違っていないのか!それが常識かって!!!
けれど主人は「観光じゃないの」って時々?
春はに主人の大好きなラプサンスーチョンを訪ね、中国へ参ります・・・。

@トンブリコですネ。
Aオワレテは”追われて”では無く、(背)負われて、の事です。
我が家は「イチヒメ・ニタロウ」さて、何人家族でしょうか?
2007年元旦
年の初め
不思議なもので年の初めはかくも色々年頭の考えが浮かびます。
そしてまた昨年の出来事が一つ一つ思い出されます。
今年も色んな予定を立てています。
これから先何年、自分自身が何を追いかけ、
それをどの様にお伝えすることが出来るのかと、考えると自然、
色々な予定が出来てしまいます。
小さなものばかりです、それも少しずつです。
どうぞご一緒下さい。
愉しい、暮らしの中のお茶やお菓子、お料理の世界。


今年も後 僅か
今年も残すところ あとわずか。
皆様方におかれましてはどの様な一年でしたでしょうか?
Tea Salon a Primroseはこの12月にお陰さまで
10万アクセスを迎える事が出来ました。
多くのゲストに支えられ、また励まされここに至りました。
サロンのスタートからお越し頂いている方、
遠く北海道、九州、沖縄から通って頂ける方・・・。
また多くのお問合せを頂きました事、心より感謝致します。

今年は5ケ国を旅し、またその地で多くの研修にも参加できました。
どの国も素晴らしく、興味深い旅でした。
また、これからも決して敷居の高くない、主婦の目線を忘れず
この体験を元に、皆様に愉しくそして少しお洒落な
生活提案に還元させて頂ければと思っております。

また1月末からフランスとイギリスへ参ります。
来年も更に多くの海外研修に参加します。
これを元に新たな愉しい企画を考えております。
HPをご覧の方々におかれましてもご都合がよろしければ是非一度
足をお運び下さいませ。
お友達の家を訪ねる、そんなサロンでありたいと願っております。
テーブルから始まる愉しい日々の生活。

来年も皆様のお越しをお待ち致しております。
少し早いのですがこの一年、どうも有難うございました。
感謝致します。

2006年12月

お陰さまで・・・
お陰さまで

紅茶はまさに寛ぎにピッタリの飲み物です。
朝の紅茶から、心休まるアフターディナーも
Each cup of tea represents an imaginary voyage-Catherine Douzel

お陰さまで10万アクセスを向かえます。
毎日ご覧頂いている方、たまたま訪問頂いた方。
メールを頂けた方、ロム専門の方、皆様 有難うございます。
これからも少しずつ更新致します。
どうぞよろしくお願いします。

去年のクリスマスの想いで
昨年のクリスマス、義理の母を我が家に招き、
母にとって最後の食事会を開きました。
母はそれから何度かの山を越え、今年のバラのお茶会が終わった頃、
私たちに多くの思い出を残し旅立ちました。
この間、何度も何度も足を運び、
もう何一つ伝え足らぬと思えるほどの時間を愉しませて頂きました。

乗馬、バイオリン、取り分け晩年には絵筆を持ちませんでしたが、
絹布に描く美人画が得意なモガであったと聞きます。
テラスに初夏の花が咲き誇る頃、私と、
私たちに大きな思いでを残し旅にでました。
今年のクリスマスパーティーは残念ですが
開かずに年を越したいと思いました。


甘く、そして少しほろ苦いラム酒のキャラメルソースを掛けた
バニラのアイスクリームです。
これを初めて母に作って上げたあの頃、
とても喜んで頂いた記憶があります。
そして私たちも、とても若かったその頃の記憶。


夏が終わり〜紅茶の季節〜初秋の愉しみ
暑い夏ももう少しで終わろうとしています。
来るべき秋は直ぐそこに。そしてまた紅茶の季節が巡って参ります。
9月はそれぞれに秋を感じて頂けるレッスンを目指します。
8月に紅茶の一年コース「英国に見る紅茶のある暮らし」を終了致しました。
ご参加頂けた方へ感謝と、お問合せ頂きながらご参加頂けなかった方には、
ご迷惑をお掛け致しました。
更に9月から新たに紅茶のコースに「サンドイッチと紅茶の12ケ月」を新設致します。
こちらも是非、お越し下さい。
後一月余りでベランダの水撒きも一段落、この後は直ぐお勉強に参ります。
特に10月は季節を追いかけヨーロッパへ、オリーブの実の摘み取りや、
ピスターシュの収穫祭に。またアジアへはオータムナルのダージリンの摘み取りと
買い付けにと、各国を巡ります。
毎月のレッスンにはそれぞれの思い出をアレンジしPrimrose風にコーディネイト。
日本ではまだ味わえないお楽しみをご披露致します。どうぞご期待下さいませ。

夕立の度に秋に近づく様な気が致します。


商品と作品
宵山のその日、新しいお店を見つけました。
新人作家さんの作品を中心に和食器・ガラス・漆が置かれています。
まだ新しいお店で、勢いのある作品が揃っています。
洋も和もどちらも好きでまた、和食器集めが再発しそうです。
作家さんの作品を、充分拝見しながらひとつひとつ、選ぶ。
何に使おうか?何と合わせようか、吟味するこのひと時も愉しみの一つ。
この点、比較対象にはならないのですが、洋食器はビジネスとしての商品。
もちろん探せば洋食器を作られている作家もおられますし、また、特別に
作って頂く事もできますが。割れることを前提に(?)作られる商品。
ずっと、使い続ける事を前提に作られる作品。
買い足せる安心感の洋食器と、そうでない一点のが主流の和食器。
けれど、どちらも大切に使い、少しずつ馴染み、更に味わいがでます。
また銀器も同じ。ピカピカのカトラリーでお客様のおもてなし、如何でしょうか。
私の好みではありません。使わない什器は不自然。
使ってこそのお道具です。
さて、この味わいも注意しないと壊れて、使えなくなります。
一番の取り扱いのポイント?それは”音をたてない事”と私は伝えます。
取り扱いに注意を、と言っても抽象的で難しい?ようです。

・・・青磁の小皿、10客揃いました。8月27日

夏なのに

『お値打ち』って何でしょう、バリュー感とも言います。

お値段の割には、美味しい、もその一つでしょう。
なら、美味しいって何でしょう?
老舗の料亭で頂くお吸い物、美味しいですね。
では、この吸い物、そのまま近くのレストランのお膳に乗って出てきたらどうでしょう。
『素晴らしい、この出汁の香り、一番出しで取った・・・』と言えるでしょうか。
考えると結構これが難しいのです。

最近、体験した面白い事。
とてもチープなワインを飲みました。
口をすすぎ、そして次にチーズをひと口
「ウ〜ン美味しく無い」
そしてそのまま、先ほどのチープなワインを口に含みました。
・・・・何でしょう!素晴らしいワインに変わりました。
これが相性。そしてソムリエが存在する一つの意義。

もうひとつ味の中の要素、香りについて。
近くの○-プライスで求めたラムラック(骨付き子羊)
試しに求め、冷蔵庫に寝かせる事、3日(・・・忘れてました)
味を少し強めにし、エルブドプロバンスやらなにやらで味をつけ、
フライパンでロゼに焼き・・・・ウ〜ン、これが凄く、凄く美味しい。
羊独特の匂いが無く、柔らかくとても旨みのるお肉でした。

長女と食事に参りました。彼女は”今日はお肉が食べたい”と。
テンダーロインを200gも、ミディアムで『ア〜良い香り、美味しい〜ッ』と。
で、私も一口・・・・(ビーフ独特の匂いがあり)長女にはこの匂いが気にならないんだ。
羊が国民より多い国で育ち、今は牛肉を食べるのが少し怖い国で勉強中、この加減?
"羊の匂い、ビーフの香り" Vs "羊の香り、ビーフの匂い"

京都&浦安○゛○○○○ホテルの統括製菓料理長がケーキを持って来てくれました。
とにかくきれいな焼き色、素晴らしいキメの細かなスフレチーズです。
最近はテレビには出て居られない、料理人のゲスト2人と、家族で早速頂きました。
ゆっくり一口、一口、紅茶と共に頂きたいチーズのお菓子です。
けれど問題は『売価』だそうです。経営者はより安く、作る側は労力に見合った価格を、と。

聞く話ですが”美味しさ”の80%は、見栄え、で決まるのだそうです。

次にブランドだと聞きます、近頃は有名ホテル・レストランなどのブランドだけで無く、
○○産やら、○○さん家で作られた・・・有機だ、無農薬だと。
胡瓜をご自宅で作られた方はご存知でしょうが、真っ直ぐな胡瓜って?
味は・・・どこへ
業界は大変なのです。

夏なのに、少〜し堅い話でした。


時を越えて
                           ティーボール
お茶好きが高じて、その歴史にまで興味を持った者にとって、
このティーボールは全てを語ります。
270年ほど前に作られた、マイセン窯のティーボールです。
16世紀のヨーロッパの貴人達が憧れ、幽閉した職人に似させた日本の磁器の白肌に、
金彩に、蒼に、赤にそれぞれの歴史があります。
マイセンがヨーロッパで初めて磁器を完成した年からほんの何年か後、
このティーボールは作られました。
更に戦火をくぐり、時を越えて今、手元にあります。
今年に入って求めたマイセンの中でも、飛び切りの状態のアンティークです。
ずっと手に入れたいと、焦がれていたもので、これほどのコンディションのものは見ません。
これ一つで、何時もの旅行なら何回行けるでしょう、それだけの価値を感じさてくれました。
どのような方が、どのような時に使われたのでしょう、考えるだけで愉しくなります。
今年は自分で摘むダージリンのオータムナルで、この使い下ろしをと考えております。
そして次の世紀までしばらく大切に、手元におきます。

切花を買う、ガーデナーたち
 好きで立ち寄るフラワーショップ、連泊で無い限り見るだけであまり買うことは出来ません。
ヨーロッパ、特にパリの春先は独特の色使いとディスプレー。
花色も私にとってパリを感じる色あわせがあり、日本のそれとは少し違うように思います。
培われたこれがエスプリ、と感じてしまうのは私だけでしょうか。
連泊ならひと昔前に流行ったような、ホテルのお部屋でデリカテッセンで買ったお料理と一緒に、
愉しむ事もあるのですが。今回は30年前のヌーベル・キュイジーヌ(今の若い方には意味が
分からないかも知れませんね)の旗手のお店何軒かと、一つ星のお店を訪ねました。
旅先で見かけたフラワーショップについつい見入ってしまう私。
買えないと断ると、親切なショップのご主人からこのフランスミモザをプレゼントして頂いた。
この歳になってもお花を頂ける事が幸せ。きっと"欲しいっ"て顔に書いていたのでしょうね。

今日また幾つものヒヤシンスとすずらんを、そして夕方、写真のラナンキュラスが帰ると有りました。
この時期だけの特別に大きなラナンキュラスが、ジャック・デコの包みにくるまれていました。
ヨーロッパでは良く男性が花を抱えて歩くのを見かけますが、今の日本でもまだ稀。
忙しくて来れない代わりに病室にとんでもない量の真っ赤なバラを送ってくれた、長男の誕生の日。
毎年一本ずつ増えた結婚記念日。寒い季節はさすがにテラスの花はそれほどでは無く、
時々思い出したように沢山買い込み、驚かせて頂けます。
ここ何年かは長男までが誕生日や記念日に、少ないお小遣いから同じことをするようになりました。
嬉しい?・・・嬉しい。そしていつか私が、おばあちゃんになっても・・・ね。
3月4日

好きなもの
 もうすぐ春・・・この季節も、好きです。
毎日寒い日が続きます、如何お過ごしでしょうか。
何も予定の無い休みの日の朝、始まりの時刻。
私たちの朝は早く、ゆっくりと朝の紅茶の時間を愉しみます。
娘の話し、息子の話題、それぞれに自分の道を歩み始めています。
来週末には長女と旅先で会う約束をしています。
娘の好きな食材や調味料を手荷物に一杯詰めて行きます。
お母さんの作ったスコーンが一番好きと言った、娘。
外国へ行ってみたいと、先日初めて口にした息子。
他愛も無い会話と朝の紅茶、好きな時間です。
抱え切れない程買ってくれたチューリップも、満開です。
もう直ぐ、大好きなミモザの季節が訪れます。
一遍の曇りの無い元気な黄色、この色も好きです。
愉しみな春が訪れます。  2月19日


SriLanka
Paradise Road The Gallery Cafe

 その昔、セイロンと言われた国昨年の晩秋に続き、再び行って参りました。
その魅力的な南の国の、美味しい紅茶を求めてひとり訪ねました。
人々は素朴で人なつっこく、特に子供の笑顔がとても素敵です。
ご存知のように決して人々は豊かではありませんが、心温まるものを感じるのです。
色んな意味で・・・機会があれば、子供を連れて行きたいとも思います。
また、何時かは住んでもみたい国の内のひとつです。
今回も少しの紅茶と香辛料を求めてまいりました。
地元のカレー料理の作り方を教わり、知人を訪ね、
町を歩き、ホテルやお茶のお店を体感して帰って参りました。
この歳になって益々、色んな事に興味が沸きます。
今月下旬には再び異国を訪ねる予定でおります。
2月11日


2005年
 一年が終了しようとしています。皆様今年はいかがでしたか?そして来年は
どのような一年が待っているのでしょうか?
先ほど寒風の冬晴れのなか、伊勢神宮から帰って参りました。
混雑の苦手な主人の希望で、元旦の前の日にこの頃は詣でます。
子供たちが成長してからは滅多に無い、家族ドライブ。
愉しかったのは私たち夫婦だけかも知れませんが。
内宮では、お賽銭以上のお願いをして参りました。
と、主人は”僕は、お願いはしてないよ”って、ただ『有難う』って・・・・本当?
でもきっと、来年は『もっと、よろしくネ』って考えたでしょ!?
主人にとっても、私たち家族にとっても素晴らしい良い年でありました。
それは、いつも誰かに助けて頂いており、本当に感謝致しております。
そして来年も色んな事にチャレンジ致します。
これからも、どうぞよろしくお願い致します。
感謝・感謝の一年でした。 12月31日
Tea Salon a Primrose  HIDEKO-S


イルミネーション
 自宅の近くに小さなイルミネーション専門店ができました。
そんな専門店がやって行ける消費圏、なのでしょうが。
この頃、家のエクステリアに色々なアイデアを活かし、
飾り付けをされているご家庭を見かけるようになりました。
随分と以前、ヨーロッパを旅した折、車の中から見た、幻想的な風景を思い出します。
家々だけでなく、その通り道をつなぐ色鮮やかなイルミネーション。
更に、冷えた夜の風が作る霧に、光の輪郭を柔らかくぼかします。
ディナーの後の、その風景がデザートでした。

 さて我が家の室内のクリスマスツリー。今年は今流行のLEDを2本購入しました。
ブルー300球35mを2本です。更につい最近、暖かな光が欲しくて別の200球追加購入。
この顛末を・・・。
まずLED・・・ご存知発光ダイオードを利用した光です。
持ちが良くて、屋外でも使用可能、低消費、温度もさして上がらないと、良い事尽くめ。
但し、是非購入前に色の強さの確認を。
合わせるオーナメントの色を選ぶようです。
(今回はオーナメントのコーディネート予定をこの為、変更しました)
更に買い足した暖かなクラシックな明かり。
ツリーに附けて、初めて分かった点滅専用。チカチカは私の好みでは無かった!
是非、購入前には当たり前でしょうが、箱の注意書きの確認を。
当然、オーナメントを付ける前にライトを巻きつけるべきでした・・・・・・・?

ハイテクも良い
 パコジェット、エスプーマってご存知ですか?ご存知ならばかなりの情報通
ご存じ無いなら、少し前に話題になった真空調理法は?
最近話題のウオーターオーブンなら・・・
私の好きなバーミックスやロボクープもこの一連のハイテク?調理機でしょうか。
アイスクリームマシンもそうかも知れません。

ここスリランカは今もお茶は一つ一つ手摘み。
朝から終日、お母さんも、その娘もずっとお茶を摘みます。
山肌に張り付くように、かなりの急坂にも植わる茶の若葉を摘み取ります。
この手仕事のお陰で、遥か東の国でこの香りと味を愉しむことができるのです。
そして更に最終の品質チェックは当然、選ばれたテイスターの鼻と舌で確かめます。
ハイテクも良いけれど、人間の力も素晴らしい。
紅茶がいとおしくなる理由のひとつです。
2005年11月5日

本物指向
 使い易い、甘い言葉で、よく見聞きするフレーズです。
"素材を熟知した"や"旬の素材を使った"など、も。

ややもすると惑わされ易く、魅力のある言葉でツイツイ自分の感覚として取り込みがちです。
市井に溢れる匠、鉄人、セレブ、勝ち組・・・私の好む言葉ではありませんが・・・。
つい先日、有名な京都のお菓子屋さんから持ち帰った2個だけのイチヂクのタルトレット。
先日のイチヂク、と言いますと、10月も末の生のイチヂク、既に季節外れにあたります。
主人も大好きなイチヂクの、好きなお菓子屋さんのガトーです。
夜、二人で食べようと箱を開けると、タルトレットの一つが中でひっくり返り、サイドにクリームがペタリ。
そのクリームを舐めた食いしん坊の主人、『甘くない!』とスットンキョウな声。
そしてフォークで一口、・・・?『・・・ウッ、旨い』と主人。
・・・口に運ぶ間際の青臭いイチヂクの香り。
そして口に含み、咀嚼する際の歯ざわり、音、味の拡がり(少しオーバーかしら)
クリームの押えた甘味はこの為。これがこのお菓子屋さんの真骨頂。
素材を知り尽くし、その魅力を最大限に活かす技術。
ハシリはもとより、旬にさえも囚われない、確かな舌と鼻とそれを表現できる技術。
巷に溢れる、軽い表現では無い、匠だと感じました。
私達もごく自然に感覚を、溢れる情報に惑わされ、踊っているように思います。
自分の目と舌で、とよく言うけれどこれが中々・・・。

ついつい使いたくなるフレーズ、本物って何でしょうか、使いすぎ、使われすぎる本物。
ヌーボーしかり、星の数しかり・・・。
かく言う私も、まだ勉強です。これから益々勉強だと・・・。

トリュフはお好きですか?、本当にお好きですか?
少し硬いお話でご免なさい。
2005年11月1日(火)

アーリーモーニングティー
 この景色を眺めながらルームサービスのアーリーモーニングティーを頂きました。
インド洋を眼下に、美味しい目覚めの紅茶。
この愉しみがこの国を訪れた者への歓迎なのでしょう。
けれどこの香り、この味わいは多くの方の力によって成された大層貴重なもの。
この旅行で体験した何より大きな収穫です。
益々、いとおしい紅茶です。
2005年10月31日

夏紫陽花
 HPのリニューアルを致しました、お元気ですか?
何かお知らせしたい事など、この"お便り"を不定期でアップしたいと思います。

先日、この時期にしては季節外れのプレゼントを頂きました。
私の好きなお花のひとつ、アジサイです、夏紫陽花をとてもたくさん。
家中の花器を総動員して、飾りました。
今回のアジサイは、クリスマスの時期に買い求める南半球のアジサイとそっくり。
家中がこの花で一杯です。
今月はレッスンを入れないと決めており、HPでしかお見せできなくて残念です。
是非、皆様に見て頂きたく,幾つか表情を変え、これからもアップ致します。
本物ほど美しくは写真で表現できませんが・・・。
少しでも雰囲気を味わって頂ければと思います。
周りを巻き込むほどに"妖艶な"紫陽花です。2005年8月17日(水)

主菓子
 ここ一週間程で、アメリカから休暇で戻られたお友達と、
フランスに行って帰ってこられたお友達と、
イタリアの方の来客が続いてありました。
このイタリアの方の話題が興味深く、少しお話し致します。
ひょんな事から生卵の話になりました。
ご存知でしたか?生卵を食べる習慣が、日本以外にもある事。
この方のお父様は朝、日の出とともに鶏小屋?に行き、まだ温かい生卵の
殻を少し潰し、『チューチュー』と吸うように食べるとか。
ヘェーそうなんだ!、それだけでは有りません、薄学がバレますが・・・。
コンソメに卵黄を(もちろん生)を浮かべ(沈め)た、スープがある事。
これが結構、作ってみると美味しかったのです。
また、アルデンテの話も興味深いものでした。
イタリアのアルデンテとは・・・。
私が持っている括弧たる"アルデンテ神話"見事に崩れてしまいました。
『どれ位がアルデンテ』なんて話題に。
「ウチのママは・・・、でもパパはもっともっと軟らかめ」???
家により、人により、硬さの好みは色々と・・・。
・・・そう言えば、私達のご飯も"固めが好き、否、柔らかめが好き"と。
確かに好みは色々ですね。
で、ご一緒に準(純)和食と、最後に上の写真の主(おも)菓子を、
それとお抹茶を、ご一緒に頂きました。2005年8月27日

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